リノベーションはリフォームと違って、古い建物や歴史ある建物をよりデザイン性が高く生まれかわらせることができ、住環境をご自身のスタイルに合わせて間取りなどを変更したりすることが可能です。最近は新築物件よりも自分らしさにこだわることができるリノベーションを選択される方も多いですよね。今回はリノベーションで素敵に生まれ変わった住まいを5軒ご紹介いたします。
蘆田暢人建築設計事務所が手がけたのは元浅草のマンションのリノベーションです。開放感のあるワンルームスペースには、隙間が設けられた木材による仕切りのある寝室、そして布で自由に仕切ることができるスペースの3つの空間が存在しています。壁などで完全に覆われていないため窓から差し込む光や風が通り抜けることができ、気持ちの良い空間を実現しています。こちらは「モダンな住まいへと変えたリノベーション「元浅草の住居」」で詳しく紹介されています。
山本基揮建築設計が手がけたのは、集合住宅の一室のリノベーションです。基本的な間取りは変えずに、扉を撤去する、位置を変更する、カーテンで仕切るというように、それぞれの個室と共用部の関係が再編成されています。中央の梁に解体時のラフさをそのまま残すことで既存の建具やキッチン、むき出しの配管、ヘリンボーンの床と畳、様々なスタイルの生活雑貨といった多様なものを許容する寛容さがうまれています。こちらの住宅は「工事費500万円!二重床の確保から生まれた集合住宅リノベーション」で詳しく紹介されています。
タクタク/クニヤス建築設計が手がけたのは、彦根市中心市街地の花しょうぶ通り商店街にある江戸時代後期の町家を次代に継承できるよう建設当時の構造を活かしつつ行われたリノベーションです。再利用された梁は存在感があり力強い印象を放っており、素材自体が持つ歴史的な重みが感じられる空間が広がっています。こちらの住宅は「homify-360°:-江戸後期の町家を次世代へ。花しょうぶ通りの家」で詳しく紹介されています。
NUリノベーションが手がけたのは、コンクリートの壁と風合いのある床によってヴィンテージ感溢れる雰囲気に仕上げられたマンションのリノベーションです。使い古されたような味のある空間にインダストリアルな家具がとてもマッチしています。こちらのお部屋は「古材の生きるヴィンテージテイストリノベーション」で詳しく紹介されています。
COIL松村一輝建設計事務所が手がけたのは、大通りから内に入った古くからの長屋が残る趣のある地域に建つ住宅のリノベーションです。内部空間はしっかりとした仕切りは設けずにカーテンなどで柔らかく区切られ、浴室とトイレのみに扉が設置されました。限られた空間をできるだけ広く使うことが可能となり、そのシンプルな造りによってコスト面でも抑えられました。こちらの住宅は「小さな古い建物のリノベーション「Re:Toyosaki」」で詳しく紹介されています。
【リノベーションについては、こちらの記事でも紹介しています】
※ リノベーションのメリット・デメリットを実例とともに完全解説!
※ マンションリノベーションのメリット・デメリットとは?実例と合わせてまとめ解説!
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