まったり過ごせるリビングづくり

Aya F. Aya F.
KOTESASHI HOUSE (小手指の家), TATO DESIGN:タトデザイン株式会社 TATO DESIGN:タトデザイン株式会社 Ruang Keluarga Gaya Mediteran
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まったりとくつろげる空間を持つことは、忙しい日常生活から解放されるひとときを充分に楽しむためには欠かせないことです。自宅で過ごす時間が少ない人であっても、このソファに座ると心地よさでとろけそうになるとか、触り心地の良いラグがまったりとした気持ちにいざなってくれるとかいうリラックスアイテムを持ちたいもの。弛緩した時間を持てることは、日々の忙しさに立ち向かうパワーにもなりますよね。そんなリラックス効果の高いリビングを作ってみませんか?今回はいろんな実例を集めてみました。

まったり過ごすために気を付けたいこと

まったり過ごせる時間を持つことは、多忙な日々とのメリハリをつけるためにも、体調を整えるためにもとても大切なこと。そのためにも、至福の時間を楽しめる空間づくりには心を配りたいものです。とはいえ、人によってリラックスタイムにしたことは異なります。とにかく眠りたい、という人は、やはり寝室のカスタマイズに手を掛けるでしょうし、音楽好きならばスピーカーなどのオーディオ機器にこだわるでしょう。座ってするアクティビティであれば、それに合わせた家具選びが大事です。どう過ごすか、その為にどんなものが必要かをまずは考えていきましょう。

背の低いソファで開放感をつくる

homify Ruang Keluarga Modern

まったりと過ごすには、やはり開放感があったほうが気持ちがよいですよね。大きな窓があったり、外の景色がひらけていたりするとそれだけで心地がよいものですが、住環境によっては手を加えることが難しいものです。既存の空間をうまく使って開放感を出したいのであれば、例えば背の低いソファを取り入れてみるのはいかがでしょうか?床に近づくことで、天井までの距離が伸びて空間を広く感じられます。クッションのよいものを取り入れると、よりリラックスできそうですね。

気候の良いときは外も利用して

植物の緑は、人の心をリラックスさせる効果があるといいますが、緑に囲まれて過ごすと本当に気持ちいいですよね。気候が良いときは、ベランダやテラスなどをリビングとして利用してみるのも、自然を間近に感じられて気持ちよさそうです。こちらのテラスでは、大小さまざまな植木が所せましと並べられており、まるで自分だけの秘密の花園にいるかのような気分になれそう。座り心地の良い椅子などを出して、ちょっとしたバカンス気分を味わってみてはいかがでしょうか。

ソファクッションなら移動も簡単

季節によって日当たりは変化するものですが、ビタミンD摂取のために陽だまりに座りたい、と思っても、大きなソファしかないお宅では、座る場所が固定されてしまったり、クッションを座布団がわりに日向を追ったりされる方もいらっしゃるかもしれません。気分によってフレキシブルにくつろぎたい、というときにもおすすめなのがクッションタイプのソファ。移動も普通のソファと比べると、割と簡単ですし、何より包み込まれる感じが心地よいですよね。

一人の過ごし方、大勢での過ごし方

リビングでの過ごし方は、一人でいるときと、大勢でいるときとでは異なるもの。友人や家族との語らいを楽しみたい場合には、お互いの顔が見えるソファでドリンクを楽しみながら過ごせると盛り上がるでしょう。逆に一人でのんびり読書をしたいのであれば、座り心地の良い一人掛けのソファでまったりと体を委ねるのが極上の時間になるはず。こちらの広いリビングでは、L字型のソファと一人掛けのラウンジチェアの両方を置くことで、過ごし方のニーズに合わせることができるようになっています。

小上がりで和も楽しむ

最近ではあまり目にすることがなくなってきた和室のリビング。でも畳の匂いを嗅ぐと、懐かしくもリラックスした心地となるものです。こちらは東京の建築家・根來宏典建築研究所が手がけたお宅のLDK。すっきりとモダンでありながら、小上がりの畳スペースを設けることで、昔ながらの和のテイストを楽しめる空間となっています。畳の上でごろんと転がってまったりと過ごす時間が楽しめそうですね。シックな色合でまとめられているため、落ち着いた雰囲気です。

Photo: Gen Inoue

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